適切な進路選択と進路先の決定には、本人の意思、保護者の協力、関係機関との連携が不可欠です。特に高等部では、進路個別相談会(本人・保護者の希望の確認、学校や関係機関からの情報提供・アドバイス等)と産業現場等における実習<現場実習>(本人の適性、実習先の受入れ確認等)を2つの柱として進路指導を進めています。
「産業現場等における実習」では、一定期間、企業や福祉施設等で仕事や生活することを通して、働くことの大切さや社会生活のルールを学び、社会人としての適応性を高めていきます。
また、学校生活で身につけた力を試し、より確かなものにすることや卒業後の進路について考える機会としても位置づけています。実習先については、生徒・保護者の希望や生徒の実態、実習先の受入れ状況等に応じて検討し、決定しています。
※中学部3年生は、6月・10月に各5日間、校内実習を実施。高等部普通科1年生は、10月に5日間、校内実習を実施。
※障害者の雇用(1~2週間の体験的実習だけでも結構です。)を考えておられる企業があれば、御連絡ください。
連絡先:宇部総合支援学校 進路指導課
電 話:0836-41-4036
担 当:岡田安恵
【令和5年度】
〇期日 ・・・7/13(木)
〇参加者・・・高等部1・2年の生徒、保護者100名(小学部10 中学部18 高等部72)
市役所(宇部市、山陽小野田市、美祢市)、福祉施設44施設(宇部市32、山陽小野田市9、美祢3、)及び企業14社、障害者就業・生活支援センター、山口県商工労働部労働政策課
11会場に分散して、保護者、高等部1・2年生が、気になっている福祉施設や企業等の各ブースをそれぞれ回りました。担当の方から説明を聞いたり、疑問に思っていることを積極的に質問したりして有意義な時間を過ごしました。
〇アンケートから(抜粋)
(福祉施設・企業・関係機関)
・進路個別懇談会では、保護者の方と今後の予定をお話しながら手続き等のご説明もできました。卒業に向けて、早い段階から情報共有できるよい機会になっていると思います。
・生徒さんの思いや企業に求められているものがわかりました。生徒さん以上に保護者の方の熱意が伝わってきました。
(保護者)
・まだ先のことと思うけれど、いろいろなお話を聞けてよかったです。
・給与面や雇用形態等各企業に質問できてよかったです。将来への不安が少し解消できた気がします。
・今後家庭ではどのようなことを準備していけばよいのか大変参考になりました。
【令和3年度】
〇期日・・7/2(金)
昨年度は実施できませんでしたが、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を取り規模を縮小して行いました。そのため、企業やハローワーク等労働関係者をお呼びできず、企業就職に関心のある保護者の方の希望に応えることができませんでした。
〇参加者
・市役所障害福祉担当課・・3市(宇部市 山陽小野田市 美祢市)
・福祉サービス事業所・・42事業所(宇部市31 山陽小野田市10 美祢市1)
・本校保護者・・47名(小学部5 中学部15 高等部27)
〇アンケートからのご意見(抜粋)
(福祉サービス事業所・市役所)
・サービスの違い・内容(就労継続支援A型・B型、就労移行支援、生活介護、グループホーム、入所)についてわから ない方が多かったので、高等部卒業後に使えるサービスや区分認定等について説明があるとよい。
・保護者の方の希望(送迎・作業内容・希望工賃)など生の声が聞けて良かった。
(保護者)
・就労継続支援A型・B型の作業内容、生活介護の活動や様子、入所、グループホーム、B型からA型への移行等、 くわしく説明していただいた。
・自分の子どもの特徴を話すと他の事業者さんもすすめてもらえて、とても参考になった。
・職員の方に個別に相談できてよかった。どのような福祉サービス事業所があるかわかった。
【令和2年度】
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止
本校では、進路指導だより(マイウェイ)を各学期末に発行しております。
「うべ障害者サポートネットワーク」様が、「障害者サポートハンドブック親亡きあとのために」を平成28年1月に作成されました。障害のある方々の親亡きあとの諸課題とその対策について、「障害福祉サービス」、「成年後見制度」、「障害年金」、「障害者の住まい」等、テーマ毎に分かりやすくまとめられています。また、「障害者やご家族のための相談先」では宇部市内の相談先が数多く紹介されています。多くの方々に活用していただくために、本校HPに掲載して紹介させていただいております。必要に応じて印刷やファイルをダウンロードして活用していただければ幸いです。
● ハンドブックについてのお問い合わせは、ハンドブックに掲載してある事務局までお願いいたします。
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