校長室

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ごあいさつ

 今年度着任しました校長の山本と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は、知的障害のある児童生徒が通う養護学校として、昭和40年に「山口県立養護学校」として開校し、昭和43年に「山口県立宇部養護学校」として40年間、県内の知的障害教育の中核校として実践を積み重ねてきました。
 その後、平成19年の特別支援教育への制度転換が図られたことに伴い、平成20年「山口県立宇部総合支援学校」に校名を改称し、地域の特別支援教育推進の中核を担うセンター校として、その役割を果たしています。

 令和5年度の児童生徒の在籍数は、重症心身障害児(者)の在籍する山口宇部医療センター内学級と、平成27年4月に開設した美祢分教室を合わせて、小学部が122人、中学部が105人、高等部が136人、合計363人、教職員総数は215人(令和5年4月1日現在)で、県内では最も多くの児童生徒が学ぶ総合支援学校です。

 本校は、学校教育目標を「一人ひとりの可能性を最大限に伸ばし、自分の夢や願いを実現できる児童生徒の育成」と掲げ、「明るく活力のある学校」、「集団での学びや一人ひとりの学びを大切にする学校」、「地域に開かれ親しまれる学校」をめざし、全教職員が一丸となって「児童生徒とともに学び続ける」、「思いや願いを丁寧に説明する」ことを意識しながら、日々の教育実践に努めています。

 さて、「令和」という新しい時代も5年目を迎えます。この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う、という意味や、すべての人が、希望とともに、自分の花を大きく咲かせることができる社会であってほしい、との願いが込められています。

 そうした中で、令和2年3月の全国一斉臨時休業で始まった新型コロナウイルスへの対応により、社会の状況も大きく変わりました。人と人とのつながりや、心を寄せ合うことが難しくなった、先が見えず希望を見出すことが難しくなったのでは、という指摘もあります。

 しかしながら、最近では、国において、マスク着用の考え方の見直しや、社会活動の制限の緩和が示されるなど、徐々に以前の学校に戻ろうとしています。

 私たち教職員は、こうした状況を好機と捉え、引き続き、適切な感染症対策とともに、学習活動や行事等の実施方法の工夫などにより、健康・安全を大切にしつつ、家庭や地域としっかりと連携し、児童生徒の笑顔や自信、そして希望の実現につながるよう、「令和」という時代の教育に全力であたってまいります。

 本校教育の発展に、引き続きご支援を賜りますとともに、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 令和5年4月1日

 山口県立宇部総合支援学校
 校長 山本 朋宏

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